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サブ職種 公開 2026.07.05

UI/UXデザイナーに求められるスキルと年収相場

クリエイティブ 中森 監修 平野
目次
  1. 年収の構造:なぜWebデザイナーより高いのか
  2. UIとUXの役割の実際
  3. 求められるスキル:3層で積む
  4. 転職の実務:ポートフォリオの重心が変わる
  5. よくある質問
  6. まとめ

UI/UXデザイナーの平均年収は557.6万円(厚生労働省・職業情報提供サイトjob tag、2025年4月時点)——Webデザイナー全般より明確に高い水準です。 理由は単純で、「作る仕事」ではなく「プロダクトの成果に責任を持つ仕事」として値付けされているから。Webデザイナーからの移行を含め、求められるスキルと年収の構造をまとめます。

年収の構造:なぜWebデザイナーより高いのか

  • UI/UXデザイナー:平均557.6万円(job tag)。フリーランスでは平均約780万円という民間調査もあり、上限帯はさらに上です
  • Webデザイナー(制作寄り)との差の正体は、事業数字への近さです。UI/UXは「使いやすさ→継続率・転換率→売上」という因果の中で仕事をするため、プロダクトの給与テーブル(自社サービス・SaaS企業)に乗ります
  • つまり年収を上げる本質は、ツールの習得より「デザインの意思決定を、事業の言葉で説明できるようになること」です

UIとUXの役割の実際

求人では一括りにされますが、重心は違います。

  • UIデザイン:画面の設計。情報設計・コンポーネント・デザインシステム・アクセシビリティ。Figmaでの設計力と「なぜこの配置か」の言語化が核
  • UXデザイン:体験の設計。ユーザーリサーチ・課題定義・プロトタイピング・検証。「作る前に、何を作るべきかを決める」工程で、上流に行くほど単価が上がります
  • 実務ではUI7割×UX3割のような配合の求人が大半です。求人票の職務内容で「リサーチ・検証」の比重を読み、自分の現在地と行きたい重心で選びます

求められるスキル:3層で積む

  1. 土台(UIの手):Figma・デザインシステムの理解・レスポンシブ設計。Webデザイナー出身者はここが既に強い
  2. 中核(設計の頭):情報設計、ユーザビリティの原則、データの読み方(どの画面で離脱しているか)。「感覚」を「根拠」に置き換える層で、年収が動き始めるのはここから
  3. 上流(事業への接続):リサーチ設計、仮説検証の回し方、開発チーム(PM・エンジニア)との協働。この層が語れる人が上限帯に出ます

エンジニアリングの深い知識は必須ではありませんが、実装の制約が分かるデザイナーは開発チームで信頼が速い——HTML/CSSの土地勘は持ち越して損のない資産です。

転職の実務:ポートフォリオの重心が変わる

  • Webデザイナーのポートフォリオが「完成物の質」を見せるのに対し、UI/UXは「過程」を見せます:課題→リサーチ→仮説→設計→検証→数字の変化。ビフォーアフターと意思決定の理由が主役です(構成の基本はポートフォリオの記事、面接での語り方は面接の記事の「課題→意図→結果」の型がそのまま進化します)
  • 実務でUXの機会がない場合:現職の制作案件に「小さな検証」を足すことから始めます。ヒートマップの読解・改善提案・数値の前後比較——1案件でも「数字で語れる改善」があれば、UI/UX求人の入場券になります

よくある質問

Q. WebデザイナーからUI/UXへは、何から始めるべきですか?

A. ツールの学び直しではなく、「今の案件の数字を見ること」からです。自分のデザインの後にコンバージョンや離脱がどう動いたかを追い、改善を一度回す——その1事例がポートフォリオの核になります。

Q. 年収1000万は狙えますか?

A. 上流(リサーチ・プロダクト戦略)×マネジメント(デザインマネージャー)か、高給テーブルの企業(外資・大手自社サービス)への移動で狙える帯域です。構造はエンジニアの1000万ロードマップと同じ「専門特化か、マネジメントか、市場の乗り換えか」です。

まとめ

  • 平均は557.6万円(job tag)でWebデザイナーより高水準。差の正体は事業数字への近さ
  • スキルは手→設計の頭→事業への接続の3層。年収が動くのは「感覚を根拠に置き換えた」ときから
  • ポートフォリオは完成物より過程と数字。現職の案件に小さな検証を足すことが最初の一歩

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出典

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最終更新:2026年7月5日/project転職編集部